パチスロ ドラキュラ 解析・攻略

ドラキュラ解析・攻略の目次

パチスロ ドラキュラについて、以下の立ち回り・打ち方・解析・攻略情報がわかります。

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ドラキュラの機種スペック

ドラキュラのスペック

「ネオストック」という、何やら気になるキャッチコピーを掲げてネットからパチスロ ドラキュラが登場しました。思えば4号機のストック機時代を切り開いたのもネットでしたよね(・・・たしか)。なんか「ストック」って聞くと反応してしまう人もいるかも知れませんが、ドラキュラのシステムは非常に単純。知ってしまえば「・・・あぁそう」と別に驚くほどのものではありません。Yurikaも同じゲーム性を2日ほど妄想したことがあるくらい、しくみは簡単です。

実のところ、ドラキュラのこの「ネオストック」に非常に似たゲーム性をもつ5号機パチスロが以前からありました。ほとんどの人が打ったことがあると思うパチスロ機種なんですが・・・分かりますか?

別に引っ張ってもしょうがないので答えをいいますと、2027です。

2027はヒット作ということでゲーム性については触れませんが、ちょっといじくってみるとゲーム性はほぼそのままで「ネオストック仕様」にカンタンに変身します。ただし、それだけだと欠陥があるため、重要なエッセンスを加えてあげる必要があります。それが・・・

「小役優先の制御」です。
従来の5号機パチスロにおいては「リプレイ>ボーナス>小役」となっていた制御上の優先順位が、規定の一部見直しによって「リプレイ>小役>ボーナス」の順番でもOK!になったことで、ボーナスが成立していても小役の引き込みを優先させることが可能となりました。

★因みに、リプレイというのは厳密には小役ではありません。リプレイは「REPLAY(再プレイ)」です。

例えばエヴァまごころエヴァ約束では前者が「ボーナス優先」、後者が「小役優先」のリール制御を採用しています。「制御の優劣」によってどんな現象が起こるかというと、ボーナス優先制御のエヴァまごころでは「順押しでベルを取りこぼす」ことがあるのに対して、小役優先の制御のエヴァ約束では「順押しでは絶対にベルを取りこぼさない」という違いがあります。どちらの機種でも、本来は(リール配列上は)ベルは順押しでは「取りこぼさないハズの小役」なのに、です。

ボーナス優先の場合ではボーナス絵柄の「引き込み+テンパイ+揃う」を優先するため、例えその時に内部でベルが成立していても、無視します。実際には「可能な限り両方をフォローしようとする」んですが、「ボーナスをフォローしたらベルをフォロー出来ない」状況になった時点でベルを切り捨てます。小役優先の場合はその逆になりますから、配列上取りこぼさないベルが成立したらそのゲームではボーナスを絶対に揃えられないことになりますよね。

この「配列上取りこぼしが無い小役(+リプレイ)」と「小役優先のリール制御」がドラキュラの重要なポイントになります。

あれれ、だいぶ「ネオストック」の話題から逸れてしまったよ。まぁ・・・いつものことですが(笑)

さてドラキュラの場合は内部システムを理解しておいた方が、話がスムーズに進むし理解も早いと思うので、遊戯の流れから先に説明しておきます。

高確ゾーンとハマリゾーン

ドラキュラには「高確ゾーン」と「ハマリゾーン」という2種類の状態があります。高確ゾーン中は高確率でD・RUSH(ドラキュラRUSH)というボーナスが成立するため、出玉増加の役割を果たしますが、ハマリゾーン中はこのD・RUSHが成立せず、文字通りハマリが発生して出玉が減少していきます。

状態によってボーナスが高確率で成立したり、全く成立しなかったりするのは不思議な気がしますよね?でも、「ボーナス確率を変動させる」というシステムは、今のパチスロでは一切認められていない(パチンコのような確率変動はNG)ので、何かカラクリがあるわけです。4号機の時代もNGでした。なんでもありのストック機ですら確率変動はなかったですからね。

ここで、先ほど少し触れた2027を思い出してください。

2027ではボーナス確率がかなり高く設定されていて、通常時は頻繁にJACが成立します。でも、ART中はどうですか?仮にARTが大連チャンして1500G継続した場合、その間にボーナスは何回成立しているでしょうか?答えはもちろん「0回」ですよね。

なぜかというと、2027におけるARTは「ボーナスが成立した状態で消化するから」です。ボーナス成立中はボーナスの抽選をしませんから、その状態でARTを消化する2027ではART中にJACが成立しないわけです。

ドラキュラの「ネオストック」にもこのシステムが利用されています。つまり、高確ゾーンとは2027での「通常時」、ハマリゾーンというのは2027での「ART中」に相当するわけです。よーく考えてみると、出玉が増加するタイミングが逆転しているのが分かりますよね。

ドラキュラでは一般の機種でいう「通常時」が出玉増加のタイミング

ドラキュラでは2027を含む一般的なパチスロ機種における通常時(出玉が減少する状態)に出玉を増やすのが大きな特徴になります。逆にドラキュラで出玉を減らす状況は一般的なパチスロ機種でのボーナス成立後・・・これだと分かりにくいので2027で例えるとART中(出玉増加のタイミング)になります。

2027を例にしたもう一つの理由はドラキュラのハマリゾーンに相当する状態が一般的なパチスロ機種ではうまく表現できないからですね(笑)。

上記のシステムを頭に入れておけば、以下で掲載する解析情報からゲームのフローがイメージしやすくなると思います。ちょっと説明が長くなり過ぎましたが(汗)

有効ラインの構成

有効ライン

パチスロ ドラキュラの有効ラインは斜めだけの2ライン構成です。

[ボーナスの揃い方]

ボーナスの揃い方

特に気にする必要はないと思います。

ボーナス確率(解析):ドラキュラ

ドラキュラのボーナス確率

超高確率で抽選されるD・RUSHと低確率で抽選されるD・ZONEがあります。獲得枚数はどちらも非常に少ないですが、それでもD・RUSHで出玉が増えるのはイメージできると思います。つまり、D・RUSHが抽選される状態が「高確ゾーン」だと想像できますよね。

D・ZONEは何の為にあるのかというと、「ハマリゾーン」へ移行させるために存在します。こいつが成立すると、2027でいうART状態に突入し、「小役優先の制御+RT状態(後述)」によって揃えられないため、D・RUSHの抽選がない状態になるわけです。でも逆にいえば、D・ZONEを揃えることができたら消化後はボーナス未成立の状態になるため、再びD・RUSHの抽選がある状態(高確ゾーン)になるということでもあるワケです。

単独ボーナスと同時成立

D・RUSHは必ず単独成立する特徴があります。また、リール配列から取りこぼしも発生しないため、成立ゲームで必ず揃います。一方、D・ZONEは必ずリプレイと同時成立するため、成立ゲームでは揃えることができません。また、D・ZONEが成立するとリプレイ確率がアップするRT状態になり、且つ小役成立時は必ず小役が揃うため、なかなか揃えられない状態になります。

D・ZONE成立までが高確ゾーン

ボーナス未成立の状態では、圧倒的に高確率なD・RUSHが頻繁に成立するため、出玉が増加します。そして、D・ZONE当選を契機としてハマリゾーンへ移行するので、D・ZONE確率が低い高設定ほどD・RUSHの連チャンが続きやすいという特徴があります。「D・ZONEの確率=高確ゾーン終了確率」と考えてください。

★正確にいえばD・RUSH成立後もハマリゾーンなんですが、左リールを最初に止めれば成立ゲームで必ず揃うため、普通に打っている限り「無い」と考えてOK。ただし、変則押しだとD・RUSHが成立Gで揃わない可能性があるため、注意してくださいね。

小役確率(解析):ドラキュラ

高確ゾーン中の小役確率(一般機の通常時)

小役確率

ドラキュラの特徴がよく現れているのが小役確率です。超高確率で抽選される1枚役がありますよね。この小役はほぼ毎ゲーム成立し、しかも取りこぼしが無いため必ず揃います。でも払い出しは1枚・・・つまり出玉が減るんです。揃えても減るし、取りこぼせない小役が頻繁に成立することで、ハマリゾーンで「ボーナスを揃えられない状態」と「出玉減少」を成り立たせることになります。

もちろん高確ゾーン中も1枚役の確率は同じなので、ドラキュラでは状態を問わずほぼ毎ゲーム払い出しが発生します。「絵柄構成が複雑」なのと「払い出し音」を出さないため、それほど違和感はないようですね。かなり強引ではありますが方法論としては単純なものであり、難しく考える必要は無いですよね。

ハマリゾーン中の小役確率(D・ZONE成立中)

小役確率

リプレイ以外は高確ゾーン中と同じです。高確ゾーン中よりリプレイ確率もアップしているため、毎ゲームのように1枚役orリプレイが成立します。ボーナスを揃えることができるのは小役orリプレイが成立していない状態、つまりハズレの時だけとなりますが、ハズレ確率(表の右)をチェックすると・・・。

要するにD・ZONEが成立してから揃う状態になるまで平均で354~177G(設定1~6)かかるということになります。この間は出玉が減少する区間です。ハズレ確率が高い高設定ほどハマリゾーンが短くなることが予想できますね。

同時成立(解析):ドラキュラ

同時成立

同時成立はD・ZONEのみが対象です。

小役分解:ドラキュラ

小役+ボーナス

D・ZONEは必ずリプレイと同時成立するので、上記の確率はそのままD・ZONE確率となっています。

小役のみ

こちらは参考情報。

通常時の打ち方:ドラキュラ

基本的には全リールフリー打ちでOKですが、押し順ナビが発生した場合はナビに従って打つこと。

変則押しは基本的にNG

変則押しをすると「ボーナスを揃え損なう」可能性があります。これはD・RUSHとD・ZONEの両方に言えることなので、押し順ナビが無いなら必ず左リールを最初に停止させよう。。

★高確ゾーン中にD・RUSHを取りこぼした場合もハマリゾーンへ移行します。D・ZONEが成立していないのにハマリゾーンに移行するという非常にもったいない状況に陥るので注意してください。

ボーナス中の打ち方:ドラキュラ

両ボーナス共通。順押しだと2Gで終了して28枚の獲得となりますが、1回だけ逆押しすれば3G消化で41枚獲得が可能(+13枚)。忘れないように「1G目のみ逆押し」し、2・3G目は順押しで消化しよう。

★高確ゾーン中はポコポコと当るので1回につき13枚の差はかなり大きいです。

高確ゾーンの特徴:ドラキュラ

基本的なことは既出(汗)なので、ここでは・・・とりあえず高確ゾーン中の参考情報などを少々。

まず、D・ZONEが終了して高確ゾーンに移行すると、リール右側のステンドグラスランプが点灯します。このランプは最初の30G間は必ず点灯状態となり、特に意味はないんですが、30G以上点灯が継続した場合は高確ゾーン滞在が確定するようです。

また、一旦消灯したあと再点灯することもあるため、「消灯=ハマリ移行」ではありません。つまり消灯していても高確ゾーン滞在の可能性があるため、ハマリ移行(つまりヤメ時)の見極めには利用しづらいことになります。

高確なら約1/15でD・RUSHが成立するので、まぁ多少のハマリも考慮に入れると最低でも50Gは様子を見たほうがいいかと。それに加えてランプの再点灯があれば、その時点では高確滞在となるためさらに様子を見る・・・難しいね。

ボーナス後100G間は押し順ナビ発生

ボーナス後100G間は押し順ナビによりコイン持ちが多少アップするので、割り切って100Gまで回すという手もあります。ここまでくればハマリに移行した可能性がかなり高いので、スッパリとあきらめよう。

高確ゾーン1回での平均連チャン&獲得枚数

連チャンと獲得枚数

高設定ほど次の連チャンまでが早くなるので、差が開いていきます。

ドラキュラの天井/リセット(設定変更)情報

天井情報

天井はありません。

リセット(設定変更)情報

ドラキュラは設定変更しても全ての状態を引き継ぎます。ハマリゾーン中の台は狙う価値ナシですが、D・RUSHの連チャン中に閉店を迎えた台は翌日も連チャンからのスタートが期待できるので狙い目。

ただし、ホール側がハマリゾーンに移行するまで回す可能性もあるため、その点を見極めておきたい。

立ち回り/設定判別:ドラキュラ

ドラキュラの主な設定差(設定判別ポイント)

設定判別要素

2択ベルは設定差がそこそこあるんですが、確率がちょっと低い。当たり前ですが高確・ハマリのどちらの状態でも確率は一緒なのでまとめてカウントしてOKです。

★成立に気付きにくいので払い出しの表示をチェックするクセを付けておきたい。

ドラキュラの立ち回り

ドラキュラは高設定になるほど連チャンが延びやすく、しかもハマリが短くなります。特に設定6はハマリゾーン中のハズレ確率が抜きん出ているため、この点に注目して立ち回りたいところ。

また、高確ゾーンが終了したかどうかはD・RUSHが出現しなくなったことで判断する必要があるため、7~80Gくらいは様子を見たほうがいいかも・・・。ラッシュ残しはもったいなさ過ぎるのでヤメ時は慎重に。

ペイアウトから考えると設定6以外は打てないですが、ラッシュ残しのハイエナは可能なので連チャン後にそれほど回っていない(50G以下とかね)台は狙ってみる価値アリ。

ネオストックの将来性

5号機パチスロでも小役を優先する制御が可能になったことにより、擬似ストックが可能になりました。とはいえ、問題点も山積みですなぁ。とりあえず通常時に頻繁に成立する1枚役がとにかくウザい。まぁこれはどうしようもないケドさ。

リプレイばっかだとコインが減らないから、強引に1枚役を揃えさせることでマイナスにするしかないよねぇ。SINを利用するのは無理なのかな?と思うんですが、「シングルボーナス」という名称的にボーナス扱い?なのか?・・・ちょっとこの辺りは分かりません。調べときます、ハイ。

ゲーム性自体はもっと変化を付けることは可能だと思いますケド・・・。例えばドラキュラの場合はハマリ中にリプ確率がアップしてるんですが、これを無くして1枚役をもっと増やし、特殊リプかなんかで逆RT(リプ確率低下)で一瞬だけハズレ出現率を上げて、ボーナスが揃う可能性をアップさせたりとか・・・無理かね?

あとはボーナスの種類を増やして(その替わり目押しが必要になるが)、成立したボーナスによってハズレ出現率を変えることでハマリゾーンが終わるタイミングをもう少しコントロールするとか・・・無理?液晶演出によってどのボーナスが成立した状態なのかを推測しながらとか・・・無理?

★今思いつきで書いただけなので、現行の規定では無理な要求かも知れませんが。

まぁそれでも5号機のパチスロには「短期での出玉規制」が厳しいので、4号機のように3~400枚のボーナスが高速で連チャンするのは無理。連チャン重視なら出玉を少なくするしかないし、ボーナスの出玉を重視するなら連チャンは望めず、メリハリがなくなってネオストックにする意味がそもそも無いしね。

ドラキュラ以降にもう少し奥行きのあるゲーム性のパチスロ機種が登場すれば、面白いジャンルになりそうな気はします。

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